仕事でも、人生でも、サボりたい・楽したいという気持ちは大事。サボるための創意工夫が、成長に繋がるので、もっとサボれる様に努力してみよう。
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できることなら、とことんまで楽をしたいし、サボりたい。そのための努力なら惜しまない。しかし世の中では、泥臭い努力が美徳とされがち。もちろん大事なのですが、時間をかけることが正しいとされているのには疑問を感じます。
気合いで乗り切れ!
など、学校や職場では、とにかく根性論で話が進んでしまうんですね。付き合い残業とか、本質から外れたものが存在しているのもそのせいでしょうか。
今のテクノロジーや、便利な発明品は全て、「楽をしたい」という人間の欲求がなければできていません。そうです、その欲求がなければ、今でも洗濯板で服をゴシゴシ磨いていたことでしょう。
サボりたい。どうせ何かをしないといけないなら、せめてちょっとでも楽をしたい!
と僕は毎日考えています。昔はそんな自分を後ろめたく感じていたこともあった。しかし今では、この気持ちがないと、成長もないなと気付いたのです。
さぁ、一緒にもっと楽できるように生きていきましょう!
・仕事や勉強をサボりたいと、しばしば思うことがある
・面倒くさいことをしたくない、とにかく楽をしたい
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
- 「楽をしたい」という気持ちがなければ、人間は進化できなかった
- 楽をするためにも、シングルタスクに特化するなど、工夫が必要
- 楽をして生まれた時間は、今後について考えることに使ってみよう
- 「楽をしたい」という気持ちは非難されがち
- 楽をしたがらないと、人間は成長しない
- サボるため・楽をするため、工夫をこらせ!
- 楽をした先にこそ、真の人生が待っている
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- まとめ
「楽をしたい」という気持ちは非難されがち
一生懸命取り組むのは尊いことです。素晴らしい、否定する気はございません。しかしただ取り組むだけでは足りないのです。結果が伴わないと意味がない。
僕の職場に限った話かもしれませんが、いまだに残業が美徳とされています。時代錯誤を感じる価値観ですね。
職場では、年代が上の人ほど、根性論が好きな気がします。「鈍臭くても、泥臭く頑張っていればOK」みたいな捉え方をしがち。
逆に、効率を意識して要領良く終わらせる人は可愛げがないなんて見られることも。
しかしそんな風潮の中で、僕はあえて言いたい。
仕事サボりたい、とにかく楽をしたい!
この場合のサボるは、「仮病を使って仕事しない」という意味じゃないですよ。「仕事をする上で、もっと労力を減らしたい」という意味です。要するに、省エネしたいってことですね。
とあるタスクAをしないといけない。どうせしないといけないなら、ちょっとでも楽をしたい。2時間かかる想定のものなら、1時間半で終わらせたい。そんで30分はゆっくりしておきたい。
こういう考え方をしていると、上司からは
手を抜くな!
と言われてしまう。でも良いんです。手抜き、サボり、省エネ、大いに結構。これは、現状に疑問を抱き、「もっと効率的な方法はないか?」と改善を求める姿勢に他ならないからです。
楽をしたがらないと、人間は成長しない
目的地まで、歩いて行くのダルいねん。何か楽な方法ないんかいな?
とかつて世界のどこかで、こう言った人が絶対にいた。この人は偉い、そして正しい。こういう問題定義をする人がいなかったら、自転車・車・電車・飛行機なんかはきっと今存在してない。あっても、ぎりぎり馬かな。もとから自然界にはいたしね。
家の中だけを見渡しても、様々な便利な製品があります。家電とか特に分かりやすい。炊飯器、洗濯機、掃除機などなど。なくても正直いける。いや、いけないんだけど、最悪人力で対応できる。
人間はもともと怠けもの。楽をしたい、省エネをしたい。こういう思いがなければ、今あるテクノロジーはきっと生まれてきていなかったでしょう。
そうです、楽をしたい気持ちは人類の進化にとってマストアイテムなんです。ところが、この気持ちを忘れている人がなんと多いことか。
楽をしないというのは、言い換えると「現状に甘んじている」とも言えるのです。思考放棄もいいとこやで。
楽をしようと思うな!
という上司がいたら、その人は物事の表面しか見れていません。成長という機会に背を向けている。人間のこれまでの発明品全てをディスってる強者です。かわいそうに、くわばらくわばら。
決めた。これからは、そんなことを言う上司がタバコを吸ったり、書類を書いている際には、
木を擦りあわせて火を起こして下さいね。紙もパピルスにでも書かないといけませんよ。楽をしたらダメですもんね。
と注意することにしよう。そうだ、それが良い、そうしよう。
サボりたい・楽をしたいという思いは、ブラッシュアップする余地を見つけるキーアイテム。あなたが、もしこの気持ちを抱えている場合は、大事にしましょう。
「楽なんかしてはいけない」と、思い込んでいる人には、一生かかって得ることができないライフハックマインドです。
サボるため・楽をするため、工夫をこらせ!
オススメの方法はコレだ!
するなら楽ができる努力を。人間はより効率的に手が抜ける様に頑張らないと進化しません。もちろんその時間が楽しいものであれば、早く終わらせる必要はないですよ。
サボれる様に工夫をしていきましょう。僕がオススメしたい方法としては、
- 集中できる時間帯に作業をする
- マルチタスクを避ける
- 仕組み化を行う
集中できる時間帯に作業する
1時間作業したとします。同じ1時間でも、どの1時間に作業したかで進捗具合は違いますよね。夜眠くなった時の1時間と、朝の1時間は全く能率が違う。
タスクにはそれぞれするにふさわしい時間帯があります。鉄則ですが、集中することを求められるものは午前・朝にしましょう。
受験生の時は、数学はいつも午前にしていました。社会人の今では、工数のかかる作業は午前にしています。
高校生の同級生のMくんは、理系だったのに午前の2時間をいつも英単語の勉強に使っていました。もったいねぇ。僕がアドバイスすると、「いや、これでいいんだ!」と豪語していたっけ。
ノートに小さな字でびっしり書きすぎて、友人間では「デスノート」などとからかわれていたっけな。
マジでこんな感じのノートだったな、懐かしい
自分で打ち合わせを設定する際は、可能であれば必ず午後にしています。打ち合わせも集中はいりますが、ずっと集中しているわけではないので、午前の黄金時間を使うのは勿体ない。
会議などで候補日を聞かれた場合は、「じゃあ14時から1時間でお願いします」と必ず午後を選択する様にしています。
何をどの時間にするかで、かなり時間効率が変わってきます。
マルチタスクを避ける
仕事ができる人の特徴として、マルチタスクが挙げられることがしばしばあります。しかしこれは大間違いもいいとこ。中学生の時に、クラス分けの初日にあえて遅刻するのがかっけぇみたいな勘違いありましたよね。あれ級の間違いです。
大人でも、合コンにわざとちょっと遅れてくる人いるよね!?
こじらせてるね〜!
僕が読んで、影響を受けて実践しているのが、この「SINGLE TASK」という本。 かなりオススメなので、是非読んでほしい。読んだらすぐにマルチタスクをやめたくなるから。
骨子としては、ひとつのタスクに集中して、生産性を上げるのが大事だということ。タスクの切り替えが最も少ない人が、最も能率が高い人なんです。意外ですよね。
人間の脳はそもそも1つのことにしか集中できない。つまりマルチタスクなんて実は存在しない概念なんです。砂漠の蜃気楼と一緒、ありもしない幻なんだな。
ただただタスクの切り替えを高速で行っているだけ。タスクの切り替えばかりしていると、記憶力も理解力も低下すると分かっています。
一点突破です。一度に複数のことはしない、これが大事。結局その方が早く終わるから。僕自身も実感しています。
そして、類似タスクはまとめて処理しましょう。メールのチェック頻度を下げて、まとめて返信してしまうんです。経費申請なんかもまとめてしてしまう。書類のチェックなら、まとまった時間をとって一気にしてしまいましょう。
仕組み化を行う
面倒臭い事はとにかく楽をできないか考えてみる。そのために重要なのは仕組み化・自動化です。
単純作業は人が頑張っても、正直なところあまり効果はありません。頑張った感は出るけど。機械に任せてしまった方が早かったりします、正確だし。
ただ機械やシステムで対応と考えると、お金がかかってしまうイメージがありますよね。そういったことで、ハードルを高く感じがちですが、例えば身近なツールExcelでも工夫できるポイントは多いんです。
実際に僕の周りにもExcelをうまく使って、要領よく仕事をこなしている人も多い。Excelの関数も機械処理なので、人の手よりも遥かに正確です。
逆に楽をしようと努力しない人は、ただただ手打ちをしたり、それっぽい努力ばかりしているんですね。人の手で打つことでミスも増えますし、結果的に労力に成果が見合っていないこともしばしば。
だったら最初から、手を抜く前提で、いかにミスなくできるかという検討をすることが大切です。もし仕事でExcelを使う機会が多いなら、関数は絶対に勉強した方が良いですよ。めっちゃ楽できます。
家事の代行サービスなどは、今ではすっかり浸透しています。言ってしまえば、業務の代行サービスみたいなもんですね。
自分が手打ちとかしたりする代わりに、機械に処理を代行させると。よりミスも減りますし、自分も楽になる、まさに一石二鳥。
人が手をかけたからといって、必ずしも素晴らしい成果が生まれるわけではないんですね。手作りの方が愛情を感じるのは、料理くらいなもんです。
考えたり頭をひねる仕事は自分でする、簡単な作業であれば自動でできるように仕組み化する。この心構えが、楽につながります。
楽をした先にこそ、真の人生が待っている
最近常々思うのですが、人間は暇な時間が必要なんです。繁忙期な今だからこそ思うのかもしれませんが、何もしなくてもよい時間が欲しい。かっこよく言うのであれば余白の時間が必要なんですね。
忙しいと毎日を過ごすことに必死。他のことを考える余裕はありません。達成感や充実感はあるとは思うのですが、人生に大きな変更はない。
昨日と同じ今日を永遠に繰り返しているだけなんじゃないかって思ってしまう。悪しき無限ループやで。
では、この状況をどう打破すればいいのか。それは今一度自分が置かれている状況を冷静に見直すことなんですね。最近の生活でしてきたことを振り返ったりするのも効果的。
そうした中で、自分に足りないものや、本当に自分がしたいことが見えてきます。楽をすることで、全く同じことをしていても余剰時間ができる。時間の手取りが増える、可処分時間が増える。
増えた時間を使って、自分の人生だったり、これからのことをちゃんと考えてみましょう。あくせく働くというのは美徳のようでもありますが、やはり思考放棄という一面もある。
人間誰しも、先のことを考えるのは怖い。これからの人生のことを考えるのが怖い。今この瞬間を忙しくしておけば、そういう疑念は頭の中から追い出すことができます。考えている余裕がなくなるし。
そうです。楽をして時間を産もうとしていない人は、今の状況に甘んじているだけの臆病者なんです。楽をするために、手抜きをするために、とことん効率化を図る。
産んだ時間で、本当に自分のしたいことを考える。もし今の仕事が好きなのであれば、もっと他にできることを考える。
もし今の仕事に満足していないのであれば、自分の人生でしたいことを考える。浮いた時間で新しい趣味を始めるとか、新たな人に会うとか、今の自分よりも成長できる可能性が生まれます。
時間を作りを作りましょう、そして自分の人生について今一度考え直してみましょう。
【関連記事】余暇の時間こそムダを楽しめ!
勉強や仕事など、しないといけないことを毎日こなしています。しないと誰かに迷惑がかかる、自分にとって損、というか怒られることもある。
新たな角度から物事をみるために、余暇はムダなことをとことん楽しみましょう。僕は映画が好きで、昨年は150本以上も観ました。 ムダかもしれない、でも楽しい。そして数値化こそできないけど、内面が豊かになった。
生まれた時間で、ムダを楽しみましょう。
【関連記事】会社の会議はほとんどムダ!
うってかわって、仕事のムダの話。これは根絶すべき、ヒマな時間を増やすためにも。会社の会議ってとことんムダばかり。
年次が上の人は、何かあれば集まりたがる。あつまれ、管理職の森。そんなムダな会議を撲滅するために、書きました。読んでみて下さい。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
- 「楽をしたい」という気持ちがなければ、人間は進化できなかった
- 楽をするためにも、シングルタスクに特化するなど、工夫が必要
- 楽をして生まれた時間は、今後について考えることに使ってみよう
楽をしようという気持ちは決して悪いものじゃない。むしろ褒めるべきもの。この気持ちを持った僕らは、きっと新たなステージに進めるはず。
気合いだ!気合いだ!気合いだ!とアニマル浜口。僕はこう返答したい、手抜きだ!手抜きだ!手抜きだ!よっしゃ、今日も楽したんぞ。
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!