宴会・飲み会の出し物ほど嫌なものは無い、今後一切廃止すべき!会社の飲み会の余興に反対する人よ集え!若手社員に強要することはもはやハラスメントである!
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会社の飲み会・忘年会・歓送迎会、ここで出し物をさせる奴らは総じて断罪されるべし!若手社員に出し物をさせて、しかも挙げ句の果てにその飲み会の料金まできっちりとるという卑劣っぷり。
今まで、この文化がハラスメント認定されずに日本にはびこっているなんてちゃんちゃらおかしいです。在宅勤務がベースになり、社内の飲み会が一気に駆逐されてきました。
今後の世の中で、飲み会は激減。そして、それに比例して出し物・余興も無くなっていくはずです。物事悪い面だけではないですね。
Googleで「飲み会 出し物」と検索すると、出し物の紹介のページばかりがヒットします。そんなことでどうする!?笑
・会社の飲み会で出し物を強要されるのはイライラする
・忘年会・歓送迎会で余興を要求してくる奴に、毎回「お前がやれよ」と思う
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
- 飲み会の余興を強要するのは前時代的だ!
- 余興でスベり散らかすと立ち直れない・・・
- 「飲み会の幹事・余興ができる奴は仕事ができる」というなら、仕事でそのスキルを教えろ
出し物・余興の強要は理不尽の温床である
はい、新入社員は一発芸して!
これは、入社して3ヶ月目の飲み会のことだった。当時僕は大阪のビル、東京の部署の人が出張してきて合同で飲み会になった時の話。
飲み会の終盤に急に来た無茶ぶり。
(あわわ・・・)
テンパりまくって、何をしたのかも覚えていませんでしたが、手応えがなかったのはよく覚えています。しかし、このような惨事が全国津々浦々で起こっていると思うのです。
飲み会で新入社員や若手社員に、余興を強要する風潮が猫も杓子もコンプライアンスの時代に生き残っているのが不思議でなりませんね。
テレビドラマで、凶悪犯が車で逃走するシーン。凶悪犯にも関わらず、悪影響を与えない為にということで、必ずシートベルトを付けるらしいのです。
こんな訳の分からないことにまでコンプライアンスが行き届いているのに、なぜ飲み会での乱行は放置されているのだ・・・笑
毎回思うのですが、飲み会を盛り上げる為に誰かが余興をするという発想がは別に否定しません。ただ、それは盛り上げたい人がするべき。平素から新入社員や若手は愛想笑いをしてあげているのだから、部長なり課長なりがすればいいのです。
どうせ面白くもないだろうから、そこで一世一代のスベりを披露して、後々陰で若手社員に笑われて若手社員の結束を固めさせれば良いのです。
飲み会の余興で同期がスベり散らかした話
若手の意欲を削ぐ忘年会がこの世にはある!
僕は家庭内にでる害虫の次に、飲み会の余興が嫌いなんです。そんな僕の体験したワースト余興経験をお伝えしたいと思います。
僕の会社には、3年目までの若手は全体部署の忘年会で余興をしないといけない、そんな何とも忌むべき文化がありました。しかもそれぞれの年次に20〜30分もの時間が与えれられているクソゲーっぷり。笑
- 会社の就業時間後に、若手社員で準備をしないといけない
残業時間としてのカウントはなし - 忘年会はホテルの大広間を貸し切り、値段も1万円近く
余興のスケジュールもあり、ご飯はほとんど食べれない、メインが運ばれる前に控え室に移動 - 原則全員参加
という、嫌な要素を散りばめた忘年会。
しかも過去に記事にした通り、僕は同期のことが別に好きではない。好きでもない人と、何の意味もない行為を延々強要されるけどお金にもならないという理不尽さが哀愁を誘います。
しかし、世の中は残酷なもので組織の命令に泣く泣く従うことに。結局数班に分けて行うことになりました。同期の中でも、元気が良い体育会系グループは
オレら、漫才かコントやって、会場を大爆笑させてやるぜ!
と息巻いていました。僕もお笑いや面白いものは好きなのですが、そのメンバーも総じて声がデカいだけだったので遠慮。
僕はダンス班に配属になりました。もちろんハナからやる気はありません。
早く終わんないかな・・・
しか考えていませんでした。ダンスは当時流行っていた「グレイテストショーマン」をコピーすることに。
同期の何人かが大好きだったみたいで、熱意に押し切られ採用するに至りました。僕は映画好きなのですが、多分自分には合わないと思い観ていなかったので、特に文句も言えず。
ちなみに、先日初めて鑑賞。やはり同期は好きになれません。笑
グレイテストショーマン
— 会社員コルレオーネBlog (@bit_corleone) 2020年9月12日
合わないだろうと思って敬遠していたけど思い切って鑑賞!
が、結局合わず、、、
ララランドからメインキャラの自己中感継続、ミュージカルシーンのクオリティ継続、ラストの切れ味を0にした感じ
力技がない分、罪を犯したキャラの禊がない感がすごい
お前は爪生やしとけ pic.twitter.com/kHaD7BgzqI
迎えた地獄の本番
さて、そんなこんなで本番を迎えました。僕もそうですが、何となく漂う余興をする者達の「どうでもいいや感」。
イキりまくっていた体育会系の同期は結局自分たちでネタを考えることを放棄。どこかの高校生か大学生が文化祭でしていたコントを丸パクリすることにした様でした。
アマチュアの、しかも年下のをパクるなんて、恥も外聞もねぇな・・・
と思ったのですが、やる気の無い僕には何も言えません。リハーサルの時点でも、コント組の同期は、
リハーサルはしなくてもいいですわ。本番でめっちゃウケますんで。
と絵に描いた様な分かりやすい死亡フラグを立て始めました。
そして、迎えた本番。コント組の後に、僕らダンス組。舞台袖で出番を待っている間に、
こんなことをしている間にも、寿命は減っていっているんだな
なんて考えてました。
そうして、余興がスタートし、びっくりしました。同期のコントのすべることすべること!
想定を大幅に超えて、スベり散らかしているのです。会場は終始葬式の様に静まりかえっています、一つの笑い声もありません。
大袈裟ではなく、会場を出て廊下を突き当たりまで歩いた先にあるトイレの水が流れる音が聞こえました。
僕は今までのフリをここまでキレイに回収できるのかと思い、目を皿の様にして舞台に見入っていました。死んでいました、もう同期達はスベりすぎて死んでいました。
それは◯◯で、〜〜
などと一応覚えた台本を消化しようと話してはいるのです。僕は、亡骸になってまで一応の終わりまで向かおうという同期を見ながら、「大きな会場では、聞こえづらいしそもそも喋りで笑いをとるのはそもそもハードルが高いんだな」と気付きました。
もっと早く気付いてあげれば、彼らは死なずに済んだのに。心に一筋の罪悪感が残りました。
うーん、苦い、あまりに苦い経験でした。笑
「飲み会の幹事・余興ができる奴は仕事もできる」という大人はくたばれ!
よくこんなことを言う年配社員の方がいます。
飲み会の幹事や余興ができる奴は仕事もできる。だから、若手社員は進んでするべきだ。
僕はこれを聞く度に、
ベスト・キッドじゃないんだから・・・
と思うんです。ベスト・キッドは苛められっ子の少年が、ミヤギというおじいさんに空手を教えてもらい人間的に成長していくという話。
この映画自体は超名作なので、未見の方は是非見て下さい。その中で有名なシーンがあります。それは、特訓シーン。車のワックス掛けを修行と称して命じられるのですが、主人公は不満たらたら。
しかし、実はワックス掛けを行うことで、空手の際に必要な動きを学ぶことができていたというものです。
職場のおっちゃん達はこれと同じで、「飲み会の余興を行うことで、実は仕事に必要なスキルを学べる」と言いたいのかもしれません。ですが、正直知らんがなと思ってしまいます。
あれは、映画の中では素晴らしいアイデアですが、さすがに職場ではまどろっこしい。仕事に必要なスキルならば、仕事の中で教えてくれるべきだと思うんですな。
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
- 飲み会の余興を強要するのは前時代的だ!
- 余興でスベり散らかすと立ち直れない・・・
- 「飲み会の幹事・余興ができる奴は仕事ができる」というなら、仕事でそのスキルを教えろ
飲み会の数は減ってきています。きっとこれからもそうでしょう、もう日本からは「若手への余興の強要」という腐った文化は消えていくでしょう。
全ての若手社員に幸あれ・・・
ではでは!