¥ellow Bucks(イエローバックス)はAK-69も認める東海の新世代ラッパー!ラップスタア誕生で優勝し、ファーストアルバムの「Jungle」をリリース、超名盤なのでみんな聞くべし!
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¥ellow Bucks(イエローバックス)というラッパーを知っていますか?今の日本語ラップシーンにおいて、間違いなく最も勢いに乗っている若手です。
先日ファーストアルバム「Jungle」をリリース、抜群のラップスキルを披露している新世代。
ラップスタア誕生という番組で、優勝しその後数多くのアーティストの楽曲にfeatで参加し、着実に活動の場を広げていました。出身は岐阜県、東海地方のヒップホップシーンをけん引する期待のホープです。
TOKONA-Xの遺伝子を継ぐものですね。ファッションもおしゃれ、ラップも鳥肌もの。いずれ、超ビッグな存在になるのは確実です。今のうちから押さえておけば、「おれファーストアルバムの頃からファンやで」なんて威張れるかも。
・日本語ラップの若手が気になる!
・ラップスキルが高い曲を聴きたい!
という方に向けて書きました。
最初に結論から!
- 若手ラッパーで、最もラップスキルが高いのはイエローバックス
- 東海シーンを今後担っていくそんなラッパー
- ファーストアルバム「Jungle」は、可愛げがない位クオリティが高い!
イエローバックスの経歴とは?
まずは、イエローバックスのプロフィールから。
1996年生まれ岐阜県高山市出身。
2019年1月AbemaTVラップスタア誕生で優勝を果たし、SNSを中心に活動をし同年10月にドロップした2nd EP「Excuse Me」は大絶賛。
12月にはDaiki Bluntと共に「To The Top X'mas with O.T.E. BOYZCLUB」をリリース。2019年、日本のHIPHOPシーンを掻き回した¥ellowBucks。
独自のセンスとスキルでToTheTopGangと共に2020年も活動の幅をどんどん広げる。
東海エリアのヤングトウカイテイオーが新時代2020もより大きなムーブメントを起こし続ける。
岐阜県ってそう考えると、ラッパーの名産地だな。梵頭や裂固もレぺゼン岐阜やし。
余談ですが、岐阜出身の大学同期がいて、彼はミニストップのことを「ミニプー」という何とも言えない略し方をしていました。岐阜の方は全員そうなのでしょうか、関西人はマクドナルドを「マック」と略す様に。知っている方いれば教えてください。
イエローバックスの経歴を見るに、華やぎだしたのは、やはり「ラップスタア誕生」の優勝以降。冷静に考えると、「ラップスタア誕生」ってかなり影響力の大きな番組。
過去に優勝したWILYWNKA(ウィリーウォンカ)やLeon Fanourakis (レオン・ファノラキス)も確実にシーンの芯を食った真の新世代のヒーローになっている。
この2人も優勝後にアルバムをリリースしますが、高クオリティかつ飽きずに何度も聴ける大傑作を出してくれています。
WILYWNKA(ウィリーウォンカ)の関連記事とオススメCDです。
Leon Fanourakis (レオン・ファノラキス) の関連記事とオススメCDです。
「ラップスタア誕生」の審査員の方々の審美眼が異常に発達しているのか、そもそもラッパーとしてあまりにダイヤの原石だったのか。とにかく信用のおける番組なのは間違いないです。
10年近く前のアメトーークに近いかもしれません。全盛期のアメトーークって、新しく出てきた芸人でも、上手くハマればそこからブームを起こせたじゃないですか、あの感覚に近い。
アメトーークを見て、新しく出てきた芸人がめちゃくちゃ受けてたら、
あ、この芸人これから色々な番組で引っ張りだこになるんだろうな
って思ってしまうあの説得力と同じですね。
イエローバックスとDJ RYOW、東海シーンの奥深さ
僕がイエローバックスを意識したのは、実は優勝以降。もっと言えば、恥ずかしながらつい最近。優勝した当時も、ただかっこいいなぁくらいの感覚でした。
しかし、とあるPVを見て印象が一変しました。それが「博徒2020」という曲。これは東海地方を代表するスーパーDJのDJ RYOW(ディージェイ・リョウ)の楽曲。
ちなみに、DJ RYOW(ディージェイ・リョウ)も岐阜出身、岐阜パねぇ。。。
日本のヒップホップDJ、ビートメイカー/プロデューサー。キャリア20年超のベテランで、国内外でのDJ出演に加え、AK-69、"E"qualのライブDJとしても活動中。2019年10月2日に自身が主宰するヒップホップレーベルDREAM TEAM MUSICから11thアルバム「DREAMS AND NIGHTMARES」を発売。また自身がプロデュースするアパレル・ブランドDREAM TEAMの運営も行っている。(Wikipediaより引用)
豪華なメンツで曲やってんなくらいに思っていたのですが、その時思ったのが
この2番手のラッパーめちゃくちゃラップかっこいいな・・・ビビった・・・
ということ。そして、誰か確認すると、イエローバックス!ここで確信しました、
イエローバックスはいずれブームになる・・・(たぶんちょっと気付くのが遅い)
そして、先日東京上野にあるヒップホップカルチャーが詰まったCDショップ「キャッスルレコード」でDJ RYOWの最新アルバムを買いました。
ここの4曲目が、イエローバックスの曲、これも色気が並ではない。20代前半でこの領域までいけちゃうのかって驚き。
そして、R指定とDJ松永のユニット「Creepy Nuts」がMCを務めるオールナイトニッポンでゲストとしてAK-69が来た回がありました。ここでもAK-69がイエローバックスを褒める発言をしてたんですね。
AK-69は東海ヒップホップシーンのてっぺん。そこに評価されるとは本物なんだな。
AK-69ってラップ癖になるのに、サビで歌うのはちょっと頂けないんだよな
まぁ、好みは人ぞれぞれだから
履くナイキ
外は雪
そこから調べてみると、フルアルバムはまだ出していないとのこと。これだけ充実しているヒップホップライフを送っているなら、出てくるアルバムは確実に聴きごたえのある作品になっているはずだ。
ファーストアルバムにして既に超越、「Jungle」!!
そして、来ました。2020年8月についに出ました、イエローバックスのファーストアルバム「Jungle」が遂にリリースされました。
これも上野のキャッスルレコードで購入。ジャケットがもういいですね。最近買った日本語ラップのCDの中でも、個人的にベストジャケかもしれない。
内容も期待以上なんですね、やはり。期待していた通りに期待以上。昨今の若手はとかくエフェクターを用いて、声を加工しがち。それによって、生まれるチル感も良いんですが。
しかし、イエローバックスは全くそんな小手先はなし。何故なら圧倒的なラップスキルがあるから。
最初にイエローバックスのラップを聴いた時の衝撃は、NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのDABOを聴いた時の衝撃レベルでした。
生身でラップしている聴き心地、ラップが上手いとここまで耳が気持ちいいのかと。このアルバムの中の一曲がPV上がっていますので、是非見てみて下さい。一発でハマりますよ。
日本語ラップを聴いていると、たまに「自分もラップができたらなぁ」なんて感覚に陥ることがあります。ケントモリ見て、「おれもダンスできたらなぁ」って思うのと同じ。イエローバックス聴いてたら、まさにその感覚に陥りますね。
歌詞カードの部分に、このファーストアルバムにかける意気込みが書かれていました。
まず初めに、このアルバムに関わってくれた全ての方に感謝申し上げます。ついに完成いたしました、バックスのファーストアルバム「Jungle」。
オレ自身のめちゃくちゃ気にいっているアルバムです。最初から最後まで聞きごたえ充分の内容のつもりです。笑ちなみに「Jungle」っていうのはオレ自身の部屋(空間)を意味しています。俺の身の回りに起きたことを、俺の目で見たものを、俺なりにまとめてあります。
ジャケはもちろん自分の部屋。1から14曲で、自分の1日の流れも少しイメージしたり。ラップスタア誕生で優勝してから1年半ちょい、成長した俺とオレの「Jungle」を感じて欲しい!
いいですね、気概十分ですね。しかし、ファーストアルバムにして正直ラッパーとして完成されてしまっているんですね、何という可愛げのなさ!笑
上野のキャッスルレコードで購入!
ちなみに、僕がイエローバックスのCDを買ったのは、東京上野にあるキャッスルレコード。関東に住むヒップホップ好きは一度は行くべきナイスなショップです。
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
- 若手ラッパーで、最もラップスキルが高いのはイエローバックス
- 東海シーンを今後担っていくそんなラッパー
- ファーストアルバム「Jungle」は、可愛げがない位クオリティが高い!
個人的には、オールドスクールのラップが好きなのですが、たまにこう言うえげつない才能を持った若手ラッパーが出てくるんですね。だから聴くのを辞められないんだなぁ。
ではでは!