料理と自炊を趣味にしよう、調理器具は必要最低限でOK!お金を節約し、ヒモにもなれる、メリットは無限大!
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今週のお題「わたしの部屋」
一人暮らしをする際に、是非やってみたことがありました。それが「料理」、「自炊」。料理上手な男になりたいんです。憧れているんですね。一人暮らしをしてから、コロナウイルスの在宅期間ということもあり基本的に自炊をしています。
まだ慣れない、段取りもあまりピンと来ていない。でも、楽しいんです!自分で作って自分で食べる、これだけで生活の満足度が増します。自分の人生を自分で進めている気がするんですね。食べることは生きること。
「自炊するにもなにが必要か分からない!」
「なんで自炊してメリットあるんか?」
という方に向けて書きました。
自炊をするために必要な用具・自炊をするメリットを紹介します!
一人暮らし、調理用具はこれでOK!
僕が主に使っている食器や、調理道具はこんな感じ。丼は麺類を食べる際に使いますね、そばとかうどんとか。
- 茶碗
- 丼
- 丸形のお皿(小中大)
- 箸
- 菜箸
- 料理を置く木のプレート(マストじゃないけど机が汚れないので便利)
茶碗はペンギンの銀次郎が入っている木の器です。無印良品で買いました、見た目もおしゃれでお気に入りです。あとは小中大のお皿、みそ汁やサラダなどは小、炒め物を乗せる際は中、パスタ・カレーは大という使い分けです。
基本的に僕は作っても3皿。ご飯、汁物orサラダ、メインの料理という3種類。これで基本的にOKです、栄養もそこそこ摂れているはず。
ちなみにこの赤い箸はGrimesというアーティストの今年に出たアルバムの初回限定版の付録でした。(笑)缶バッジとかあるけどこれはなかなか珍しい。ちなみに、イーロン・マスクの彼女らしいです。
さすがに、もう今はお箸はついていないかな。笑アルバム自体はかなりのハイクオリティです。
そして、調理道具ですが、だいたいこれら。鍋は正直両手鍋はそこまで使わないかな、みそ汁作る時くらいですね。おおむねこれだけあればある程度は作れます。
- フライパン
- 片手鍋
- 両手鍋
- まな板
- お玉
- 包丁
- 皮むきピーラー
実家から持ってきたものが大半ですが、フライパン・片手鍋・両手鍋・包丁は自分で買いました。包丁は三田のアウトレットのヘンケルスにて5,000円くらい。フライパン・片手鍋・両手鍋全部足しても10,000~15,000円くらいでした。そこまで初期投資は高くない。
最低限これだけ揃えれば軌道には乗ります。僕も東京に一人暮らしをしてからほぼ全ての食事を自炊ですが、特に足りないと感じたものはありません。
一人暮らし、調理用具はこれでOK!
ドラマ「ブザービート」の山下智久
僕が料理ができる男性に憧れを抱いたきっかけは明確に覚えています。それは10年くらい前に流行ったドラマ「ブザービート」の山Pこと山下智久。
当時高校2年生でしたが、このドラマはめちゃくちゃ流行っていました。北川景子がブレイクするきっかけになったり、相武紗季が性格悪い女性の役が異常にハマったり、金子ノブアキが俳優として一躍有名になるなど色々ありましたね。主題歌のB’zの「イチブトゼンブ」もめっちゃ聴いたなぁ。
この中で山Pが演じる主人公はスランプ気味のプロのバスケ選手。(そう言えば年収300~400万円という設定だった気が。今になって分かる。。。スポーツ選手も厳しいんだな。。。)その中でよく出てくるのが、山Pの料理シーン。
フレンチトーストとか作ったり、スーパーに買い物に行ったり。家で料理を作り家族、彼女に振舞ったり。とにかくこの姿がカッコよかった。今思えば、山Pがプロのバスケ選手ならそりゃモテる。(笑)しかし、何をトチ狂ったか、「料理ができればモテる」という勘違いをしていたんですね。
こうして、僕の中には「モテる男=料理ができる」という方程式が出来上がってしまったのです。まぁ、でも今思うとそこまで間違えてもいないかな。(笑)
ロンドンブーツ1号2号の田村淳
あと、田村淳が情熱大陸に出た際に、モテる田村淳は彼女にクリスマスに手料理を振舞ったりしていました。これも結構影響されましたね。
何と言うかやはりできないものへの憧れなのでしょうか。料理上手な男性を見ると嫉妬心を煽られるというか。BBQの際に、手際が良い男を指くわえてみていただけでしたし。(笑)
自炊をするメリットはこんなにある!
お金の節約になる
まず真っ先に思い浮かぶのは「コスト削減」ですね。これは自分で自炊していても感じるのですが、料理の原価って結構安い。豚肉をパックで買って400円くらい、量あるので3回くらいに分けて使うと1回130円ほど。勿論この他に野菜やお米などは入りますが、外で食べたら800~1,000円くらいと考えると結構違う。
まぁ、しかしこれは誰でも出てくるのでそれ以外のメリットに行きましょう。
村上春樹の世界観に浸りたい!ハルキストになりたい!
僕の中で「料理=村上春樹」。村上春樹の小説には必ずと言っていいほど、細部まで丁寧に描いた料理描写が出てきます。村上春樹自身も料理好きというのは有名。昔営んでいたジャズ喫茶でもサンドイッチやロールキャベツや、ポテトサラダなどを得意としていたそうです。
村上春樹の作品は本当に好きで、長編小説はおそらく全て読みました。その中で毎回心を掴まれるのが、登場人物たちの暮らしぶり。村上作品は結構テイストは似ています。主人公は無職(していても自営業・自由業、会社員ではないです)で、ヒモのことも多い。洗濯、アイロンがけ、掃除そして料理をして日々慎ましく丁寧に過ごしています。そして、謎の女性が現れる&身近な女性が消失して、その穏やかな日々から少しずつ異世界にうつっていくみたいな話です。
この生活様式に憧れている人達は「ハルキスト」と呼ばれていて、まさに僕もその1人。料理まで自分でし始めたので、もっと濃い「ハルキスト」になりましたね。ちなみに、フランスでは「ムラカミアン」と言われているそうな。やれやれ。
村上春樹の小説好きな方にはこの本がおススメ!
pha「ニートの歩き方」を読んで
次は生活能力の観点から。僕の敬愛するニートphaさんの著書「ニートの歩き方」からの話です。Phaさんは京大卒の高学歴ニート、なかなか珍しい経歴のお方です。そんなphaさんのニート哲学の結晶がこの「ニートの歩き方」。この中で、自炊の大切さについても言及しています。
自炊ができるかどうかでニート生活の質はかなり変化する。別にニートに限った話ではなく、「お金はいくらでもあるから料理なんてお金を払って人に作らせればいいじゃん」っていうお金持ち以外は、みんなある程度自炊能力(最低限自分が満足できる食べ物を作れる能力)を身に着けておくべきだと思う。
これは本当に僕も同感。自分で料理ができないというのは、自分以外の物に依存していると状態だと思うんです。それは料理ができるパートナー・家族だったり、それこそお金だったり。つまり何かあっても自分だけで生きていけるスキルが自炊なんじゃないかなと。そして、こういったことが人間としての自信に繋がるはず。
あと面白かった記述が、これ。
料理が作れると、他人の家に居候できる確率がかなり上がる。ちゃんと料理を作ってくれるなら家賃はいらないからうちに住んでほしい、という忙しい勤め人は結構いたりする。
つまり、ある程度料理ができると先程の話とは逆の側面が見えてきます。つまり、料理ができない誰かの依存先を自分にできる、結果リターンがあるという様な。つまり、料理ができれば現代社会で生きやすくなるんですね。
ミニマリストしぶ「手ぶらで生きる」を読んで
これも僕のリスペクトする方の著書から。ミニマリストしぶ「手ぶらで生きる」より。ミニマリストでいるために、調理器具を持たず、外食オンリーで生活していたそう。しかし、そんな中で気付きがあったようです。
外食オンリーの生活を続けていく中で僕がたどり着いたのは、「自炊は最高の贅沢」という結論だった。自分の時間と手間をかけて、自分で選んだ食材と調味料で、自分に合った食事をつくること。はっきり言ってこれ以上の贅沢はない。
なるほど、一理ありますね。オーダースーツと同じで、オーダー料理とでも言いますか。確かに自炊って完全に自分に合わせて作れますもんね。カロリーコントロールとかも思いのままですし。それに、この本の中で書いていて納得したのが、「自炊をすることで外食の良さが強調される」という箇所。折角高いお金を払って外食するなら楽しみたいですもんな、メリハリをつけるとでも言うのでしょうか。
知り合いの女の子が料理ができるヒモを飼っていた!
これは完全に実体験。先月、飲み会で仲の良い女性の友人と話す機会がありました。大手メーカーに勤めている女性です。ふとしたことで恋愛の話になったのですが、「彼氏はヒモ」と言っていたのです!珍しい話ではないでしょうが、身の回りになかったパターンなのでびっくり。
彼氏は劇団で売れることを夢見ている方らしく、その合間にパチンコ店でバイトしているとのこと。でもそこまでお金もなく、自分の賃貸のマンションに住まわせてあげているそう。家賃も別にとっていない様で、彼氏からすれば致せり尽くせりの話。ここで気になった決め手を聞いたのですが、「彼は料理が上手いのよ」とのこと。
なるほど、胃袋を掴まれたってやつね。(笑)おいしい食事を作って、その後片付けまでしてくれるらしく、「これでも良いかな♪」ってなったらしいのです。うーん、面白い!!
先程のphaさんの話ですが、料理ができると活路が開けるみたいです。これは自炊スキル磨くしかねぇぜ。(笑)
まとめ
自炊をするのに、大掛かりな設備は必要なし。最初は最低限揃えればOK、足らなくなってきたら都度買い足せばいいのです。僕も最低限だけですが、特に困ることはありません。
そして、自炊をするメリットはたくさん。
- お金が浮く
- ハルキストになれる
- 依存せずに生きることができる
- 食事を贅沢に味わえる
- ヒモになれる可能性がある
さて、今日は何を作ろうかな!
ではでは!