ZORNは昭和レコードを卒業した!!ZORNを聴くなら今しかない!
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Wack(ワック)という表現があります。
これはスラングで、「まがいもの・偽物」という様な意味。
「売れ線」志向のMC、大衆に媚びているMC、(精神面で)ダサいMCを揶揄する時に好んで用いられる攻撃文句です。
往々にして、売れているラッパーはこう言われてしまいがちですが、中には例外も。
ハードコアな層から、普段ヒップホップを聴かないであろう層まで幅広く熱狂的な支持を得ているラッパーがいます。
それがZORN!
俗にいう「アンダーグランドからオーバーグラウンドまで」というやつです。
ちなみに好きすぎて、ブログ開設時にも記事にしています!笑
そんな彼の魅力を、ライブの熱冷めきらぬ今語ります。
LOVEライブ
2019/7/21に、大阪美園で開催されたアルバム「LOVE」のリリースツアー。
会場時間に行って驚いたのですが、人数が多い!
ここまで人数の多いイベント・ライブは久々、そして女性客も多い。
見た目もタトゥーが入っているいかにもな人から、ふだんそこまでヒップホップを聴いていなさそうな人まで。
カップルも多かった。
そして、これは終わってからの感想になりますが、ZORNファンは総じて熱狂的。
(もちろん僕もです。)
おそらく、今まで参加したライブの中で物理的にも精神的にも最も熱いライブとなりました。
まず、会場に入り大体前から10~15列目。
そこまで遠くはないけど、近くもないという位の距離感。
しばらく待ち、ライブって開場から開始まで1時間程間があるんですよね。
イベントだったら、DJが曲をかけてつないでくれるのですが、ライブでそれはないので、しばし待機。
周りも期待でざわざわ。
僕自身もしましたし、他の多くの人からも聞こえてきた話題が、
「誰か客演来るかな?」
「誰かゲスト来ないかな?」
過去に、メキシコ育ちのバイリンガルラッパーであるAKLOとツアーを行っていたので、「AKLO来るんじゃないかな・・・」
という声(というか希望)も多数。
今までHIP HOPのライブを見てきて、なんとなくの法則ですが、ゲストは高確率で来ます。
来るのは当たり前ですが、一緒に曲を出しているアーティスト。
今までの感覚で言えば、来ても1人ないし2組。
もしくは1グループか2グループ。
となると、AKLO来てくれたら御の字だなってなもんです。
ZORN登場!!
そして、ライブスタート。
ZORNがステージに現れた時の会場のボルテージの上がり方がすごい!!
観客が前へ前へとステージに歩み寄ります。
今回のライブは総じて、熱量がすごく、満員電車よりも激しくもみくちゃにされました。
着けていたG-SHOCKは盤面が手首の内側に反転しましたし、前の人の髪の毛が口に入ったり。
ポケットのスマホも落ちそうになりました。
圧迫感が尋常ではなくて、何かのスポーツの様。
最後らへんはこけそうになり、足の踏み場がなくなりましたね。
しかし、楽しい!!
お祭りです、間違いなく!!
ここまで盛り上がるライブも少ないと思います。
ZORNの魅力なのでしょうか。
ライブゲストがヤバい!!
Kvi baba
そして始まってしばらくして、なんとKvi babaが登場!
ここでかなり盛り上がりました、客層が若い人も多くKvi babaのファンも多かったぽい。
線が細く、悩める少年という感じ。
年齢は19歳とのこと、ひえええ若い。。
恥ずかしいことにSALUと間違えていました…笑
NORIKIYO
続いてのゲストはNORIKIYO!
神奈川のラッパーなので、まさか来てくれるとは思いもよりませんでした。
NORIKIYOはソロの楽曲もかっこいい、そしてフューチャリングする曲全てのクオリティを底上げできる稀有な存在。
初めて生を聴きましたが、ばりくそラップが上手い。
音源と遜色なし、発生からして色気がある。
こんなにラップがかっこいいと人生楽しいだろうな。
段々コツがわかってきました。
この時、押しに押されそして前のめりなアティテュードが功を奏して、2列目まで進軍していました。
正直、押されすぎて死にそうになりましたが・・・
ZORNのライブに行く人はアクセサリーしない方が良いですね。
美園ステージは観客から見て左手からアーティストが入ってきます。
後にライブDVDにするためか、カメラで映像を撮っているスタッフがステージにいるのですが、そのスタッフの1人がアーティストが入ってくるであろう位置にずっとカメラを向けているんですね。
うわ、絶対誰か来るパターンやん。
AKLO
きました、AKLOです!!
これはすごい、超豪華ですよ!
2人で出している曲も多く、これもふんだんに披露。
そして、「RGTO」という曲があり、これは鉄板中の鉄板曲。
この曲がかかり、客はまたもや通勤ラッシュ状態に。
しかし、その後ZORNが
僕子供の時、夢があったんですよ。
ディズニーランドにあるスプラッシュマウンテン、あれ2回連続で乗りたかったんですよね。
と言い、まさかもう一度「RGTO」をかけだした!!
これ面白い、ありそうで今までなかった。
3代目JSBも「R.Y.U.S.E.I」を2回連続みたいな荒業はしていないはず!笑
ここまでの演奏曲で、最新アルバムからの曲も多いですが、今までのアルバムの曲も多い。
過去2作くらいは優に遡っていたはず。
そして、特筆すべきは10年近く前の名曲「奮エテ眠レ」をしてくれたこと。
すごい、自分のルーツ遡りすぎやん、たまらん。
まだ改名前のZONE THE DARKNESSの時期の曲ですからね!
新入社員でマジで会社に行きたくない朝にヘビロテしてましたよ、ええ!
昭和レコード
そして、最後にまさかまさかの般若とshingo西成が登場。
般若のレーベル昭和レコードが集合!
そこから、今度は新宿レベルの通勤ラッシュが発生!
ひとしきり曲も終わり、MCタイム。
と、ここでZORNから衝撃の発表!
昭和レコードを抜けて個人で活動する!!
卒業という感じっぽいですね。
いずれ、1人で武道館に立つ!
そして、般若とshingo西成に恩返しする!
アツいぜ!!
いやー、この勢いやったらほんまに行くんじゃないかな。
まとめ
おそらくこのライブはZORNのキャリアにとって間違いなく大きな意味を持っているはず。
立ち会えて良かった。
パフォーマンスも最高、ゲストもたまらん、言うことなしです。
ちなみに、楽曲で言っている様に、無地TシャツとVansでした。
リアルだな、MSCかよ。笑
ちなみに、右手の中指にはクロムハーツのリング!
僕も一時期シルバーアクセサリーに凝っていた時期があったので、一発で分かりました!
ちなみにこのリングです。
(引用元:https://www.kingsroad.gr.jp/smp/item/chr46.html)
ちなみに、ライブの最後はこの曲!
人生に熱狂を与えてくれるラッパーです!
ではでは!
前回記事はこちら!
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