サピエンス全史に学べ、組織に対する愛着は不要!愛社精神、愛校心など虚構だ!!
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愛社精神、愛校心はありますか??
僕は全くないです!
世間的に見て、これは如何なものか分かりませんが、僕はこれで良いと思っています。
組織で生きていると、過度にその組織に愛着を持っている方も周りにいますが、実に不合理。
自分を余計な感情で束縛しないで、もっと楽に生きていきましょう!
今回の教科書「サピエンス全史」
上下巻にわたる大作ですが、読む価値は十二分にあります!!
というか、ここまで売り上げと中身のクオリティが比例しているのは近年珍しい!
売れている本は、どこか内容が薄っぺらいこともあるのですが、この本は完全に学術書。
しかも、初心者にも分かりやすい!
作者はイスラエルの歴史学者、ヘブライ大学で歴史を教鞭をとっているそうです。
知識ではなく、知恵が付く正に名著!
あの堀江貴文も、自身の著書「多動力」の中で絶賛していました。
「サピエンス全史」から見る組織
「サピエンス全史」の中で、語られる内容としては、なぜ我々ホモ・サピエンスがここまで文明を築くに至ったのか。
それは、物を食べる、子供を産む、排泄するなどの他の動物と同じことしているにも関わらず、他の種と大きく異なることをしていたから。
しかも、10万年以上前には、他にも最低6種類の人類(ヒトの種)が存在していました。
おそらく他の人類も、火を使えたはずだし、石器などのツールを用いていはず。
ということは、他の人類とも大きく異なる一面があるということ。
なぜホモ・サピエンスが一人勝ちできたのか??
それは、ホモ・サピエンスにのみ「虚構」があったから!!
ここで言う虚構とは、「神様」や「組織」などのこと。
共通の価値観を持つ為の方法と言ってもいいかも!
虚構、すなわち架空の事物について語るこの能力こそが、サピエンスの 言語の特徴として異彩を放っている。
姿形のない物を信じ、そのイメージを共有できることでここまで人類は発展してきたというのが、この本の骨子です。
組織に思う僕の持論
金本位制の頃は、お金を持っていったら実際にそれと同価値の金と交換してくれましたが、今はタダの紙切れですよね。
例えば、従業員が10,000人いる「A社」という会社があったとします。
この会社の従業員が何かの拍子に全員死んだとしても、「A社」は存在します。
なぜなら、「A社」という虚構は存在しているから、記録上残っているから。
母校の野球部が甲子園行っても知ったこっちゃないってなもんです、野球に興味ないのもあるけど笑
過度な感情は、往々にして合理的な判断を妨げます。
まとめ
実態のないものを妄信するのは危険です。
会社・学校という組織は虚構!
それよりも、実際に存在する同じ組織の人間に情を感じる方が何倍も良い!